カトリック北仙台教会

お知らせ

カトリック北仙台教会の催し物や信徒の皆様へのお知らせです。

インフォメーション

掲示板

2013年3月27日

教会の掲示板には、カトリック新聞と月ごとに替わる聖句が張り出されている。3月の担当である私は聖句を張り替えていると、買い物帰りであろうか中年の婦人に声を掛けられた。「今度はどんなのかしら?」その人は、前の聖句を覚えていて「あれは難しいですね。愛は忍耐強い・・・」と。そして、私に「どんなきっかけで信仰に入ったのですか?」と問いかけてきた。手短に答えると、その婦人はミッション校に学んだことや、曽野綾子の「教会には自分にないものがある」という言葉が気に入っていること、そして「私は、友だちとはよく話し合って、許すこと、相手を見捨てないことが大事だと思う。だから友だちとは長く続いている。これが私の信仰です。」と分かち合ってくれた。私は思わず「素晴らしい信仰ですね。!」と答えた。

以前カトリック新聞を張り替えているときにも、「これ、いいよね」と声を掛けてくれた男性がいた。私は掲示板を見てくれる人がいるのだと思いうれしくなった。掲示板を通して福音が伝わっていくことを願っている。
(サマースノー)

今日から聖週間

2013年3月24日

カトリック教会は、イースターまでの1週間を聖週間としてイエスの受難と死に想いを致す特別な期間としている。
今日はその聖週間スタートの日、受難の主日(枝の主日)だ。
今日のミサは、イエスが棕櫚の枝を打ち振った民衆に歓迎されてエルサレムに入城した故事を記念して、聖堂前で枝の祝福が行われ、信徒たちが枝を打ち振る中司祭が入堂することで開式した。
エルサレムに入城後イエスは捉えられ、当時のユダヤ属州ローマ総督ポンティオ・ピラトの裁きによって磔刑に処せられその後復活するのだが、今日以降、最後の晩餐を記念する聖木曜日のミサ、受難の聖金曜日の祭儀、聖土曜日のミサを経て31日の復活祭を迎える。
この1週間、健康な成人信徒には食事の節制が薦められるが、この節制を体験することで、イエスの受難に伴う苦しみを想うのみでなく、現代に生きる全ての人々の苦難や悲嘆から解放されるよう祈りたい。(GON)

               聖堂前での枝の祝福

                司祭の入堂

                                              

聖週間・復活祭のスケジュール

2013年3月22日

聖週間、復活祭のスケジュールをお知らせします。

3月24日(日)   受難の主日(枝の主日)   ミサ 9:00~

3月27日(水)   受難の水曜日 聖香油ミサ 13:30~  (於 元寺小路教会)

3月28日(木)   聖木曜日            ミサ 19:00~
              ミサ後 信徒館にてイエスを囲む祈りの集い

3月29日(金)   聖金曜日   十字架の道行   15:00~
                  祭儀       19:00~

3月30日(土)   聖土曜日 復活徹夜祭   ミサ 18:30~

            徹夜祭は司祭の入堂とキャンドルサービスで開式しますが、聖堂入口で
           ご案内をしておりますのでどなたもお気軽にご参加ください。

3月31日(日)   復活の主日        ミサ  9:00~

復活の主日の ミサ後、信徒親睦部では、ささやかですが復活祭と受洗者のお祝いの席を用意して おりますので、皆さんでお祝いしましょう。

なお、枝の主日、復活の主日、復活節第2主日、同第3主日の7時のミサはありませんので、ご注意ください。

カワイイ!

2013年3月16日

 「これ、カワイイ!」「そう、チョウ カワイイ!!」
 孫娘達が この言葉で話し始めた時、私が この会話の流れに加わるのは難しい。私だけでなく 男の孫も 同じだ と思う。
 この「カワイイ」という言葉に含まれる意味や範囲は非常に広い。それに「チョウ」が付くと、もっと広く、深くなる。私の不器用さ・堅さでは、ついて行けない。

 後期高齢者の妻が使っても「可愛い」であって、「カワイイ」ではない。何歳位迄の方なら遣えるのだろうか。女性同士の場合は、相当広いのでないかと思う。

 こんな事を考えたのは、最近話題になる 「女子力」 が心の片隅にあったからだと思います。

 「女子力」に、「共感する感性」、時には、「仲間・連帯の強さ」を感じます。更には、「適当な緩やかさ」や「強いたおやかさ」も在ります。「これから必要な何か」が 在ると感じます。

 ここまで書いた17日夜、二つのものに出会いました。①河北新報夕刊「河北抄」②NHKクローズアップ現代です。どちらも映画に関するもの。①は我謝京子監督、②は木下恵介監督。どちらにも現代に必要な「共感」が具体的にありました。

男性にも 共感する感性 はありました。私も身の回りで「共感」を見付け出していきたいと思います。(GG)

(註1)母親の手で 初めてカットして貰っている写真。さすが女の子、六ヶ月半でも オシャレ が分かっているみたい?でも、後で聞けば、周りで身内があやすのに大変だったとか。(註2)2月に書いて、手元に置きましたが、 感じたままを大切に 遅くなりましたが投稿しました。

3.11震災犠牲者の冥福と復興を祈る集い

2013年3月11日

今日は震災から3回目の3月11日。
北仙台教会では、昨日の南相馬原町の小百合幼稚園の先生からこの2年のお話をうかがう集いに続いて、本日震災による犠牲者を追悼し復興を祈る集いを開いた。
それぞれの祈りを込めたキャンドルを祭壇に供え、2時46分に鐘を打って皆で黙祷した。
近隣の方々の参加も得て70数名による小さな集いであったが、地域の人々ともに同じ体験から発する祈りをともにできたことはよかったと思う。
震災体験の風化が言われはじめているが、教会はいつまでも言いしれぬ悲しみや不安を抱いている人々とともにあることを知ってほしいと願ったひと時であった。(GON)

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