もう一歩
2012年10月15日
9月21日、文化庁の「平成23年度 国語世論調査の結果概要」が新聞に載りました。
興味があったので、早速インターネットで「概要」を検索しました。23㌻にも上り、目で追い切れませんので、印刷しました。目を通しただけで、未だ読んだとは言えません。
調査は 個別面接(2,069人)で実施され、一人について調査用紙が 96枚にもなる膨大なものでした。集約は、過去との比較や年齢別分析等が多角的になされて、読み応えがあり、満足できそうです。
今年の2月に、日本数学界が実施した調査で「大学生24% 平均 理解せず」とか「大学生4人に1人 平均 誤解」などの報道がありました。同時に「帽子をかぶっていない子供」や「2次関数のグラフ」などにも触れていました。非常に興味がありましたので、検索し、印刷しました。
「大学生数学基本調査 正解例」を見て、「ウ~ン」と唸りました。それは報道から受ける様に 簡単ではない、難しい と感じたからです。
そしてこの度、この原稿を書くに当たって、確認の為に同じものを検索したところ 多数の検索結果が出ました。それだけ関心を持った人が居たのです。
また、日本数学会が 基本調査に基づいて発表した「数学教育への提言」まで見つけました。この「提言」には、同感です。
この「数学調査」の経験があったから 今回の「国語調査」も 原資料まで遡って調べる気になったのです。
興味を持った事、もう少し知りたいと思った事に対して、もう一歩踏み込んだ事が、良い結果をもたらしました。
でも、時と場合に依っては 過重な負担を自ら背負い込む事にもなるのですが、その時、踏み止まる事が出来るのでしょうか。自信がありません。でも、興味だけは持ち続けたいと思っています。(GG)