Nコン
2012年10月31日
「Nコン2012」の本番・高校の部が、10月6日(土)午後、放映されました。音楽が苦手の私が、こんなに興味を以て観たのは初めてです。
それは、4月9日の「日記ー間合い」に書いた「課題曲発表に向けての練習風景」に出会っていたからだと思います。そしてまた 今回の番組からも多くのことを教わりました。
出場校の真摯な練習風景が紹介されていました。声作り、表現力アップには、私の考えも及ばない工夫と努力がなされていました。
不覚にも肺炎に罹り、二日目の小学校の部、三日目の中学校の部は、病院のベットの上でした。点滴を受けながらも観ることが出来ました。
Nコンから10日以上経った今、心に残っているのは、「彼らは、歌の言葉を、その声に載せて 誰かに伝えたいと願っていた。しかも熱い思いで。」ということです。
そして次は、出場校の中でも珍しいケースだと思いますが、参考になりました。
或る女声合唱部は、高校に入ってから始めた人が殆ど。指導者は、「生徒自身が 課題を見つけ合う事が 上達を促す」との考えを持っておられました。
生徒も立派でした。練習の後でパート毎に、生徒同士が表現方法やハーモニーの取り方を真剣に話し合っていました。
合唱の喜びも話していました。「初心者が虜になるのは、練習を重ねているうちに上達していくのを自分で感じ、 心が一つになっていくのも実感できるからです。それが合唱の魅力です」と。
出場を前に「モットーは 音の和 心の和」と宣言していました。
4月の「練習風景の放映」は、NHKが今年から始めた新しい試みだそうですが、良い実を結んだのでないでしょうか。私には有り難かった。
合唱の放映は、NHKの技術でも難しい。生で聞けたら尚良かったと思っています。(GG)