答えのない悲しみ
2012年4月18日
これは、あのセンバツで石巻工主将、阿部翔人君の宣誓に出てくる言葉です。私には、この言葉がキーワードです。これで宣誓の言葉 全部が蘇ります。
2回戦には進めませんでした。しかし4回裏、それまでの流れからは予想もしていなかった逆転劇がありました。試合は、宣誓どおり彼らの全てを見せてくれました。感動しました。
もう一つあります。宣誓文造りの過程です。
「チームメートから盛り込みたい言葉をホワイトボードに書いてもらい、自分の文章に織り交ぜた」(河北)という。この時既に チームメンバーの気持ちも一つになっていた ことでしょう。これこそ リーダーの力量だ と感じ入りました。
今年の春のセンバツは、格別なセンバツでした。大震災の悲しみと苦難の中から新しいものを見つけました。感謝です。(GG)