慈しみの泉
2012年4月26日
復活節第二主日(今年は4月15日)は「神のいつくしみの主日」でした。この祝日は教皇ヨハネ・パウロ2世によって定められましたが、彼が列聖した聖マリア・ファスティナの促しによるものでした。聖ファスティナは20世紀初頭に生きたポーランド人修道女で預言者ですが、彼女が伝えた神の慈しみのメッセージを同教皇は「現代のための神の贈物」と述べています。
イエスは彼女に直接言われます。
「わたしの慈しみの泉に近づく人びとの上にわたしはあふれる恵みを注ぐ。(・・・)その罪が緋のようであろうと、わたしに近づくことを誰も恐れないように」
(「わたしの霊魂における神のいつくしみ~聖ファスティナの日記」699 聖母の騎士社刊)
この「日記」の日本語版発行に関して、神の慈しみの聖母修道女会 シスター・マリア・エルジビエタ・シェパクは
「この偉大なメッセージは、神の慈しみの愛のすべての美しさと豊かさのままに桜の花咲くお国にも到着し、人々の心を希望と平和で満ち溢れさせ、この喜ばしい真理を世界に宣べ伝えるために心を燃え立たせるでしょう」と結んでいます。 (M・M)