思考停止考 2
2012年2月15日
先日の由紀さおりさん 出演のトーク番組から
ジャズアルバム「1969」をリリース。これが海外で高く評価され、大ブレーク中。「その中には、日本語そのままで歌っているものもあるが、音楽の伝える力に感銘を受けた」と語っておられた。断片的であるが、次の言葉も耳に残った。
「舞台で、直接触れるお客様の反応が堪らなく好き」
「歌謡曲は、自分の原点であり、それが持つ魅力をこれからも歌い続けたい」
「テレビは、聴視者に映像が強く残り、言葉が残らないのが残念」
「詩の裏にあるもの、行間にあるものを感じ取って欲しい」
「歌謡曲を見直して欲しいという自分の願望は、分不相応?という恐れと怯む心があるが、それでも続けたい」
そこで流れた姉・安田祥子さんとの合唱・「ちいさな秋見つけた」に刺激され、インターネットで歌詞とその「解釈」を見た。詩は得意な分野ではないが、不思議なことに「解釈」を読んで、「作詞家サトウ八ロー・小さい秋みつけた・ そこに遷ろう何か・日本のこころを歌い続けたい」という由紀さんの思いを改めて深く感じた。
由紀さんの飾らない明るい人柄と詩との出会いで、明るい気分になった。思考停止を乗り越える為の何かがあると思った。感謝!